検査目的
尿の細胞診検査とは、尿の中に出現している細胞を顕微鏡で観察し、癌や炎症性疾患の検索を行う検査です。
尿の中には膀胱や腎盂、尿管や尿道など尿路系の剥がれた細胞が含まれています。その細胞の変化を観察することにより、癌や炎症性疾患を検索することができます。尿細胞診は自然に排出される尿を検査材料とするので、患者の負担が少なく、何度でも検査が可能です。
検査時間
採取されてから2〜4日ほど要します。
検査方法・手順
- 採取された尿を遠心器にかけ、下に沈んだ細胞をガラスに塗ります
- 特殊な液に入れ細胞を固定し、翌日パパニコロウ染色をします。
- 細胞検査士が、問題となる細胞や所見がないかどうかを光学顕微鏡で観察します。
- 問題となる所見がない場合は陰性とし、結果を報告します
問題となる細胞や所見がある時は病理医が確認し臨床に報告します
尿の種類
- 自然尿:
- 患者さん自身が自然に排尿した尿
- カテーテル尿:
- カテーテル操作により採取された尿。
- 人工膀胱尿:
- 膀胱全摘出後に回腸の一部を尿路として利用するが、その中に蓄積された尿。
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