原理
- MRI装置は中心に体の入るトンネルのあいた大きな磁石とお考えください。この大きなトンネルの中に体を入れ、その状態で電磁波を当てて、体の中の様子を画像化(写真)する検査です。体のあらゆる方向の断層写真が得られ、診断に大変役立ちます。また、MRA(MR-Angiography)と言ってMRI装置を使って、血管の走行などを診断するための写真を得ることもできます。
検査目的
- 検査部位によって検査目的が異なります。
- 存在診断
あらゆる方向の断層写真で、病巣の形状・大きさ・位置を容易に把握します。 一般撮影では判断しがたい病巣の存在を確認する為の検査です。 - 質的診断
どのような病気なのか(診断)を判断します。 造影検査と併用することが多いです。 - 血管の診断
血管の走行、形状、位置を把握します。
- 存在診断
検査時間
- 通常頭部で15分、その他の部位で30分前後です。(検査時間は目的や部位によって異なります)
検査方法
- 撮影寝台に寝ていただきます。(通常仰向け)。
- より良い情報を得るために検査部位にかぶせ物(受信コイル)をいたします。
- 円筒状の穴の中に入り検査を行います。
- 検査中大きな音がします。
- うるさい音ですが動かないで下さい。
- 撮影部位により息止めをお願いすることがあります。
- 検査によっては静脈から注入する造影剤を用いることがあります。
気分の悪くなった場合にはすぐに申し出て下さい。
注意事項
- 以下のような方は検査ができない場合もありますので、必ず事前にお知らせ下さい。
- 心臓ぺースメーカー、人工内耳、避妊リングを体内に入れている方
- 外傷や手術で人工関節や脳動脈クリップなどの金属が体内にある方
- 妊娠またはその可能性のある方
- 閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方
- 造影剤を使用する検査のとき、気管支喘息などのアレルギー疾患のある方
- 体の広範囲にわたって刺青のある方
- 金属は検査の妨げになりますので、次のものは取り外して下さい。
- 貴金属:時計、指輪、ネックレス、イヤリング、ヘヤピン、など
- 眼鏡、補聴器、入れ歯、など
- 金属の付いている下着:ブラジャー、スリップ、など
- 化粧品(マスカラなど)の中には金属を含んでいる物があるため、化粧を落として頂く事があります。
用語解説
- 造影剤:
- 目的臓器や血管を染めて、画像で見やすくするためのお薬の事です。
- 受信コイル:
- 画像情報を多く取り込むため検査部位付近におくものです。







