便
- 便の大部分は食物残渣で、これに腸内細菌などが加わって排泄されます。
(病的な場合は、他に粘液・血液・膿などが加わることがあります)
検査目的
- 便の異常を調べます。
- 消化管出血の有無(潜血の有無)
- 寄生虫による腸管感染症
採取法
- 清潔なスプーンもしくは割り箸等で便を採り、専用の容器に入れてもらいます。
便潜血反応検査
採取量
検査方法
- 潜血反応(所要時間:10〜15分)
・便に少量の血液が混入しているかどうか調べます。
- 消化状態の検査(所要時間:30〜40分)
・膵臓の病気などで消化障害や吸収障害がある場合に、脂肪の証明をします。
- 寄生虫卵・原虫検査(所要時間:30〜40分)
・寄生虫の卵が、便の中にないかどうか調べます。
注意事項
- 女性の場合、生理中であれば申しでてください。
- 室温に長時間放置しないでください。
(便中の多量の細菌が、腐敗や変質をおこし結果に影響を及ぼします)
用語解説
- 腸内細菌:
- 腸管(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸等)内に常在する正常な細菌の事です。
人の腸内には約100種類、100兆個もの細菌がいると言われています。
- 善玉菌:
- ビフィズス菌、乳酸桿菌
腸の活動を活発にし便秘を防ぐ、栄養の消化吸収を助ける、免疫力を高めるビタミンB群を生成するなどの働きをします。
- 悪玉菌:
- ウェルシュ菌
有害物質を生成し、ガンや感染症の原因になると言われています。
- 日和見菌:
- 大腸菌
腸内の環境が善玉菌優勢のときは善玉菌の味方に、悪玉菌優勢のときは悪玉菌と一緒に暴れるという性質を持っています。
戻る