検査目的
- 胃・十二指腸潰瘍を発症させる要因に、ピロリ菌の存在が関与しています。ピロリ菌の状態や量を検査します。
検査時間
- 約25〜30分です。結果が出るまで7〜8分要します。
検査方法・手順
- 検査薬服用前に専用パックに呼気を吹き込みます。
(深呼口せず普通の呼吸状態で息を10秒間止めてから呼気を採取する) - 検査薬を服用します。
- 軽くうがいをして口腔内に残った尿素を排出します。
- 左側を下にして5分間横になります。
- その後15分間座って待ちます。
- もう一度専用パックに呼気を吹き込みます。
- 放薬前と後の呼気を専用機器にて測定、判定します。
注意事項
- 原則的に空腹時で検査します。最低8時間以上は空腹である事が必要です。
- お水に関しては、検査開始2〜3時間前までは飲む事は可能です。
- 契煙に関しては、検査開始30分〜1時間前までは検査に影響がありません。
用語解説
- 胃・十二指腸潰瘍:
- 胃液に直接さらされる胃や十二指腸部に発生する粘膜よりも深い部分にまで達する組織の欠損が、胃・十二指腸潰瘍です。
・粘液層と粘膜上皮細胞層にある粘膜防御因子と胃液(胃酸、ペプシンなど)、アルコール、細菌などの攻撃因子とのアンパランスが胃・十二指腸潰瘍の成因と考えられています。 - ピロリ菌:
- 正式名は、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)菌。
ピロリ菌は人間の胃の中に住んでいる細菌です。
1980年代に発見されましたが、この菌が胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因となっているということが、近年明らかになってきました。
2〜3×0.45μmの細菌で、図のように数本のしっぽがあります。このしっぽを回転させて移動することから、ヘリコバクター・ピロリ(正式名 Helicobacter pylori)と名付けられました。





