子宮筋腫は、ほとんどが良性の腫瘍です。
子宮壁の筋肉組織が女性ホルモンの影響で大きくなったもので、「こぶ」のようなものです。
20代〜50代の女性の4人に1人に筋腫があるといわれるほど一般的な病気です。
発見が早ければ、経過観察やホルモン療法等で、筋腫の進行を止めることができるなど患者様のライフスタイルによって、治療法を選択することができます。
しかし、病気が進むと、治療の選択肢が減ったり、不妊症や流産の原因ともなりますので、早めの受診をお勧めします。
(腫瘍が小さい場合は症状がない場合もあります)
- 月経量が多い(レバー状の血の塊が混じることが多い)
- 貧血
- 月経痛
- 不正出血
- その他、筋腫が大きくなると下腹部痛、便秘、腰痛、排尿障害などを併発します。
患者様から、受診する時期・生活上の注意などの質問を頂きます。
ご参考にご来院下さい。
- ・月経について
- 初経、最終月経、月経周期などをお尋ねします。
お分かりになる範囲でお答え下さい。 - ・お薬について
- 継続して服用しているお薬があれば、薬品名を医師又は看護師にお伝え下さい。
- ・基礎体温
- 基礎体温を付けている方は、基礎体温表を持参の上、ご来院下さい。
- ・腟洗浄
- 受診前に市販の腟洗浄液を使用するのは、ご遠慮下さい。
おりものの状態や出血の状態がわかりづらくなります。 - ・月経中の受診
- 症状があるときは、早めの受診が大切です。
月経中でも受診して下さい。
- 薬物療法(ホルモン療法)
- 薬でホルモン分泌を抑え、一時的に閉経状態にし、筋腫を委縮させ、筋腫の発育を止める治療です。
治療後、筋腫が元の大きさに戻ることもあるので、根治には至りません。 - 手術療法(入院期間は約2週間です)
- 当院では下記の手術療法があります。
【子宮筋腫核出術】
- 開腹し、子宮筋腫核のみを摘出し、子宮は残します。
- 将来、妊娠が可能です。
- 筋腫が再発する可能性があります。
【腹式単純子宮全摘術】
- 開腹し、筋腫を含め子宮を全て摘出する方法で、根治的手術とも言えます。
- 基本的に両方の卵巣は残します。(肉眼的に異常がある場合は摘出)
【腟式子宮全摘術】
- 経腟的に筋腫を含め子宮を全て摘出する方法で、根治的手術とも言えます。
- 開腹しないため、お腹に傷が残りません。
- 基本的に両方の卵巣は残します。
- 摘出が不可能な場合は開腹術に以降することもあります。
※患者様とご相談の上、治療法を決定しますが、筋腫の数・大きさ・発生場所など医学的観点から、患者様がご希望される治療法が適応できない場合もあります。







