ラジオ波焼灼療法とは
● ラジオ波焼灼療法(RFA:Radio Frequency Ablation);
超音波やCTなどで腫瘍の位置を確認しながら、皮膚を通して 電極針を腫瘍の中心に挿入し、その針の先端からラジオ波を 照射し針の周囲に熱を発生させ腫瘍を壊死させる方法です。 利点は外科的な手術とは違い、傷口は針1本分なので患者さんの 負担が少ないという点です。
副作用としては、治療後痛みが残り発熱も2〜3日続きます。 肝臓の悪性腫瘍は再発する可能性が高いため、定期的な 経過観察が必要です。
経皮的エタノール注入療法
● 経皮的エタノール(アルコール)注入療法(PEIT:percutaneous ethanol injection therapy);
超音波の画像を見ながら、病気の原因となる部位に針を刺し エタノール液を注入して癌細胞を壊死させる方法です。
エタノールには、タンパク質を凝固させる作用があり、 その化学作用によって、癌を死滅させます。
多少の痛みと発熱を起こす事がありますが、比較的良好な経過で 短時間に治療できます。
腫瘍を壊死させて増大や転移を抑制するもので、癌を 死滅するには至らない事があり、再発する可能性があるので、 必要に応じて治療を繰り返すことで再発を防ぐ事が重要であり、 定期的に経過を見ることが大切になってきます。
肝動脈化学塞栓療法
● 肝動脈化学塞栓療法(TACE:transcatheter arterial chemo- embolization):
肝癌は進行すると肝動脈からの血流が豊富になり、腫瘍への栄養を供給するようになります。
足の付け根の動脈からカテーテルを挿入し、造影剤と抗癌剤を注入し、 その後ゼラチンスポンジなどの塞栓物質を注入して腫瘍への動脈を塞ぎ癌を壊死させる治療法です。
この治療法は大きな腫瘍や、多発している場合に一度にいくつか合わせて治療する事が可能です。
また超音波やCTではわからなかった腫瘍などを診断する事ができます。再発する可能性があるので、 必要に応じて治療を繰り返すことで再発を防ぐ事が重要であり、定期的に経過を見ることが大切になってきます。



