生活習慣病(高脂血症)
<生活習慣病とは> 生活習慣病(高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満)と言う言葉を最近よく耳にすると思いますが、それがきちんと治療されていないと動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞などを生じるようになります。高脂血症そのものに症状はほとんどなく、このように致命的な病気は、ある日突然起こります。また高脂血症には糖尿病や高血圧などを合併することが多く、高脂血症と診断されたら、動脈硬化病変・合併症の有無を精査し、早めの治療や予防が非常に大切です。 当院では、全身の動脈硬化の状態・合併症の有無を検索し、適切な治療方針の検討を行いますので、今までの高脂血症の指摘を受けられた方、 またご心配な方は当院総合診療科の医師にご相談ください。
<高脂血症とは> 血液中にはリン脂質、中性脂肪、コレステロールなどの脂質が存在し、この脂質の量が増えた状態を高脂血症といいます。 血液中の余分なコレステロールは血管の内壁に沈着し、血管壁は厚くなり、血管内腔は狭くなっていきます。これが動脈硬化です。 さらに動脈硬化が進行すると、突然動脈硬化病巣が破裂し、出血を来たす事があります。 高脂血症そのものには症状はほとんどありませんが、破裂した箇所で血栓が作られ血管が詰まり、血液の流れが止まってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞などの致命的な病気を引き起こします。

高脂血症の治療
高脂血症・脂質代謝異常の治療の目的は、動脈硬化による病気が起こるのを予防することです。腎臓病、糖尿病、肥満症、甲状腺機能異常などの原因が認められる時は、まず、これらの病気をしっかり治療することが重要です。
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■運動療法 運動療法は動脈硬化を起こすLDLを低下させ、動脈硬化を予防するHDLを増加させます。 また、中性脂肪、血圧及び血糖も低下させるので、高脂血症・脂質代謝異常症の治療及び動脈硬化症の予防に有効です。
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■食事療法
- コレステロールの多い食べ物を取り過ぎない
- 脂肪を取り過ぎない
- カロリーを取り過ぎない
- 不飽和脂肪酸を適度に取る
- 食物繊維を多く取る

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■薬物療法 薬には様々な種類がありますので主治医と相談の上、服用してください。
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生活習慣病の予防
今までの生活をチェックし、悪いところを改善していく努力が必要です。 その重要な要素が「食事・運動・休養」です。
食生活のチェック
- 1日30食品を目標に!
- 動物性脂肪より植物性脂肪(肉より魚)
- しょう油、味噌、塩などの調味料の使いすぎに注意!(塩分は1日10g以下を目安に)
- 甘いものに注意(砂糖は1日50g以下に)
運動のチェック
運動不足は血液の循環を悪くさせるだけではなく、余剰のエネルギーを蓄積させるため、肥満や動脈硬化を促します。 また、骨や筋肉などの機能も低下させるので、生活習慣病にかかりやすい体を作ってしまいます。 この運動不足を解消するためには、有酸素運動(楽に呼吸ができ、筋肉に十分酸素を送り込める運動)を、主治医と相談しながら、生活に取り入れることをお勧めします。ウォーキングは、現代人が無理なく生活に取り入れられる運動です。
休養のチェック
何より休息・睡眠を十分とることです。規則正しい生活のリズムが健康生活の第一歩。そして、節酒・禁煙を心がけることが、あなたの体を生活習慣病から守ることになります。
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