がん診療のご案内
Cancer Oncology
就労支援
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ダウンロード(PDF:311kb)がんについて
日本では万に一つではなく2人に1人ががんにかかる時代となり、子供から高齢者まであ らゆる年齢の方ががんと診断を受けています。その中で、仕事と治療の両立に悩まれる方 も少なくありません。
がんと診断されたら
頭の中が真っ白になり、どのように受け入れてよいかわからなくなると言われます。
また、働いている方ががんと診断されると、
「仕事を続けていけるだろうか」
「どのように職場に話せばいいのだろか」
「家族にどのように伝えようか」などの不安に直面します。
平成26年2月17日(厚生労働省)
「第1回がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討会」によると、がんの診断後
、勤務者の34%が依願退職、解雇されている。と統計資料が報告されています。
がん相談支援センターへ相談ください
治療中の生活をサポートできる制度やサービスの情報、家族・職場の方との関わり方につ いて、がん相談支援センターにご相談ください。
患者さんに知ってほしいこと
厚生労働省は、「治療と仕事」の両立を支援し、 企業に向け、事業主の取組に対する支援策など展開されています。 2人に1人ががんにかかる時代です。お一人で 悩まず、無料のがん相談支援センターにご相談ください。 がん相談支援センターでは、社会福祉士(MSW)または精神保健福祉士(PSW)などと連携し、 就労支援の取り組みも行っています。 働くことは生活や治療継続のためだけではなく、生き甲斐や生活の質の維持にもつながり ます。がんと診断されて、仕事を辞めるという決断をする前に一度立ち止まり、考えてみませんか?
相談内容例 (keyword)
診断から復職まで
- 入院で仕事を休むときどうしたらよいか?
- 主治医や家族と復職に対する考えが異なる場合の対処法は?
- 会社に診断書などを提出したときなど、プライバシーは守られますか?
復職後の働き方
- 副作用による外見の変化(脱毛など)はどうすればいいですか?
- 職を失う不安から無理をしていますが、どうしたらいいですか?
- 会社に産業医がいない場合、社外に相談窓口はありますか?
- 退職勧告を受けました。生きる意味をどう探せばいいですか?
新しい職場への応募
- まだ通院が必要です。採用者にうまく伝えるコツは?
- がんを伏せて採用された場合、後に問題になりますか?
お金と健康保険
- がん患者の再就職支援制度はありますか?
- 勤務時間が短く雇用保険が受けられません。支援制度はありますか?
家事や子育て
- 育児と治療や看病を両立するための支援制度はありますか?
- 勤務時間が短く雇用保険が受けられません。支援制度はありますか?