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技術部紹介

Co-medical Dept.

臨床検査科

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臨床検査は病気の早期発見・診断・治療に欠かすことができません。

当院の臨床検査科は、検体検査・生理検査・病理検査の3部門からなり、合計25名の臨床検査技師がそれぞれの検査に従事しています。それぞれの役割は以下の通りです。

それぞれの部門で専門的な知識を持った臨床検査技師が、適切な診断や治療につながるように、正確かつ迅速な検査結果の提出を心がけています。

スタッフ紹介

業務内容

検体検査

患者さんの血液・尿などを分析し、その結果を報告する検査です。

採血

患者さんの腕の血管に注射針を挿し、少量の血液を採ります。

血液検査

初診時に必ず行う検査で、患者さんから採った血液から、専用の機械で血液中の成分の数や割合を測定します。

生化学検査

初診時に必ず行う検査で、患者さんから採った血液から、専用の機械で血液中の成分の数や割合を測定します。

尿検査 尿カップに採取した尿に試験紙を反応させて試験紙の色の変化で判定します。尿の状態や中に含まれる成分の有無や量などを判定するためのものです。
便検査 採取した便を用いて消化管からの出血がないかどうかや下痢などを引き起こす細菌やウイルスが便にいないかどうかなどを調べます。ほかにも寄生虫感染を調べる虫卵検査もあります。
精液検査 男性の不妊治療のための検査で、患者さんから採取した精液を調べて診断します。
細菌検査 患者さんのたんや尿、便、血液などから細菌1)を培養し、病気の有無や病気の原因となっている病原性細菌を推定して、どんな薬が効くかを調べます。
輸血検査 輸血は、血液という臓器の移植と考えられています。他人の血液を使用するため多くの副作用が起こる可能性がありますが、貧血や出血の際には必要な治療です。そのため、輸血検査では血液型をはじめ各種検査を行い、輸血に使用する血液製剤の保管管理を行っています。

生理検査

患者さんと直接接し、心電図や超音波検査などを行う検査です。

心電図 脈の乱れ、胸の痛み、動悸などの症状があり、心臓に原因があると思われる場合に有効な検査の1つです。胸のちょうど心臓のあたりの表面に電極を付け、心臓が拍動するときに起こる電気信号(心臓の筋肉に流れる電流)を記録し、その波形から心臓に異常がないか調べます。その際、電極からお身体への刺激や負担はございませんのでご安心ください。
トレッドミル負荷心電図 運動中にどんな症状が起こるか、心臓の状態や心臓から全身へ血液が送り出されるときに血管にかかる圧力などがどう変化するかを調べ、病気の有無や治療の効果を調べる検査です。
ホルター心電図(24時間) 日常生活中に動悸やめまい、胸の痛みなどの自覚症状がある際に心臓に異常がないか調べます。また、心臓にペースメーカーを埋め込んでいる方の状態確認を行います。通常の「心電図」と異なり、検査時間が長く、機械を24時間(1日)装着し日常生活を送っていただく中で心電図を記録し調べます。
長時間ホルター心電図 日常生活中に動悸やめまい、胸の痛みなどの自覚症状がある際に心臓に異常がないか調べます。また、心臓にペースメーカーを埋め込んでいる方の状態確認を行います。通常の「心電図」や「ホルター心電図(24時間)」と異なり、機械を1~3週間装着して通常通りの日常生活を送っていただく中で心電図を記録し調べます。
尿素呼気試験 胃に病気がありそうな場合に行います。診断用の検査薬を服用し、服用前後のはき出した呼気から胃の中のピロリ菌1)の量を調べます。
血圧脈波伝播速度検査 腕と足首の血圧の差と左右の違いがないかどうかや、心臓から押し出された血液が血管に伝わる速さから動脈の血管の壁の硬さを測定し、手足の血管の詰まりや動脈硬化2)の状態を推測します。
皮膚再灌流圧測定 足の表と裏を流れる血流の状態を調べます。
脳波検査 脳の活動により、脳の中には小さな電気が流れています。その電気的な変動を頭部につけた電極でとらえ、波形として記録し脳の働きを調べるのが、脳波検査です。
肺機能検査 肺がどれだけ空気を取り込み、どれだけ吐き出すことができるかや空気を出し入れする換気機能を調べる検査です。
筋電図検査 筋肉や神経に異常がないか、筋肉が収縮する時や、神経を電気で刺激して筋肉や神経の信号の伝わり方を記録する検査です。
平衡機能検査 筋肉や神経に異常がないか、筋肉が収縮する時や、神経を電気で刺激して筋肉や神経の信号の伝わり方を記録する検査です。
聴力検査 聴力検査とは、どのぐらい小さな音まで聞こえるか測定する検査です。
24時間血圧計検査 一定の時間間隔で24時間、血圧を測る検査です。
パルスオキシメトリー検査 睡眠時無呼吸症候群1)の初期診断を行うための検査です。院内で検査は行わず(外来で検査機器を貸し出します)、ご自宅で就寝中に検査機器を装着し、睡眠中の状態を記録します。
終夜睡眠ポリグラフィー検査 睡眠時無呼吸症候群1)の重症度を調べたり治療法などを決定するために必要な、1泊入院して行う検査です。脳波や呼吸の状態、心電図、いびき、酸素飽和度、脚の動き、寝返りなどを測るためのセンサーを装着して、一晩中連続して記録します。センサーの装着中は痛みもなく、寝返りやトイレに行くことも可能です。
心エコー検査 心エコー検査とは、高い周波数の超音波(エコー)を用いて、心臓や血管の形・血液の流れを調べる検査です。胸のちょうど心臓のところに超音波を当てて画面に映し出し、心臓の大きさや壁の厚さ、動き、弁の状態、機能を調べる検査です。超音波は身体に無害で痛みもありません。
経食道心エコー検査 胃カメラのような管を口から入れて、食道から心臓を観察する検査です。胸の上から超音波をあてると肺や肋骨、脂肪などの影響で心臓が観察しづらくなることがありますが、食道は心臓のすぐ後ろにあるのできれいな画像を得ることができます。
前腕シャントエコー検査 超音波診断装置を使用して、血管が狭くなるなどのシャント1)によるトラブルがないか調べる検査です。
頸動脈エコー検査 首の血管に超音波(エコー)をあて画像として映し出し、脳につながる大事な血管の頸動脈や椎骨動脈に動脈硬化1)や詰まりなどがないかを調べます。検査による痛みはありませんのでご安心ください。
下肢動脈エコー検査 首の血管に超音波(エコー)をあて画像として映し出し、脳につながる大事な血管の頸動脈や椎骨動脈に動脈硬化1)や詰まりなどがないかを調べます。検査による痛みはありませんのでご安心ください。
下肢静脈エコー検査 身体の腰から下の部分である下肢の静脈の血管に、超音波(エコー)をあて画像として映し出し、血管に詰まりがないかを調べます。
腎動脈エコー検査 身体の腰から下の部分である下肢の静脈の血管に、超音波(エコー)をあて画像として映し出し、血管に詰まりがないかを調べます。

病理検査

患者さんから得られる各検体、または手術中に採取する体の組織の一部を詳細に検査し、疾患の種類や性質などを専門的に調べたりする検査です。

病理組織検査

組織検査 人体から採取した組織を顕微鏡で観察し、評価する検査です。切除された組織はホルマリンに一日つけ、2/1000㎜の厚さに薄く切り標本を作製し、染色を行います。作製された標本を病理医が顕微鏡で観察し、切除された組織が正常な細胞か、悪性の細胞かの診断を行います。検体の種類によって検査目的が異なります
組織検査(手術材料) 手術で摘出された臓器を、肉眼的、顕微鏡的に観察する検査です。
術中迅速検査 手術などで、術中に採取された組織の診断結果が短時間で必要なとき、利用される組織検査方法です。原則として予約が必要です (予約は主治医または執刀医が事前に病理医に申し込む)が、術中に緊急に必要となる場合もあり、病理検査室では病理医と技師が、常時対応しています。
染色検査 顕微鏡を使って細胞や組織を観察する場合に、様々な色素を用いて細胞や組織の構 造をより観察しやすくする事を染色といいます。 病理組織標本では、組織像の概要を全体的に把握するための一般染色法と、特定な組織成分だけを選択的に染め出す特殊染色や免疫染色があります。

細胞診検査

擦過細胞診検査 患部、または検査対象部分を、小さなブラシや綿棒、へらなどで細胞を擦りとって検査 する方法です。婦人科細胞診の検査はこの方法が主流です。
喀痰の細胞診検査 気管や気管支粘膜の分泌物や剥離した細胞を検索する検査です
体腔液の細胞診検査 左右の胸腔、腹腔、心膜腔の4つの体内空間に貯留した液体の検査です
穿刺吸引細胞診査 注射針を用いて直接病変部の組織を穿刺吸引して採取し、顕微鏡で観察する検査です。検体採取が比較的容易にでき、患者様に対する侵襲が少なく、繰り返し検査ができます。
尿の細胞診検査 尿の細胞診検査とは、尿の中に出現している細胞を顕微鏡で観察し、癌や炎症性疾患の検索を行う検査です。