技術部紹介
Co-medical Dept.
臨床工学科
臨床工学技士:厚生労働大臣が認定する医学と工学の両面を兼ね備えた国家資格です。医師の指示の下に生命維持管理装置の操作及び保守管理を行う職種です。
理念
他職種と共にチーム医療に貢献し、生命維持装置の操作・保守点検を行い、患者に安全・安心できる医療機器を提供する。
基本方針
- 同じライセンスのもとでチームワークを図る
- 確実なメンテナンス行い安全性を高める。
- 機器使用者へ教育を行い正しい操作方法を身につけてもらう。
スタッフ紹介
透析(血液浄化・維持透析)部門【呉服町・腎クリニック部門】:4名
手術部門:4名
医療機器(ME;Medical Engineer機器)・医療材料管理部門:3名
計11名
(2022年3月時点)
業務内容
透析(血液浄化・維持透析)部門 【呉服町 腎クリニック】

透析機器の操作及び保守点検を基とし、安全な透析医療の提供を目指しています。透析液製造責任を果たすべく水質管理に努めています。
主な業務内容
生命維持管理装置(透析監視装置、透析液供給装置、水処理装置)の操作及び保守点検業務である。透析室のその他一部の機器の管理も行う。
臨床業務として医師の指示のもと、穿刺、採血、バイタル測定、回路からの薬剤投与や治療準備から開始、返血など装置の設定、操作を行う。
血液濾過器の選定(ダイアライザ、ヘモダイアフィルター)や血流量などの透析条件の評価を医師のもと行う。
- 装置の日常点検(始業点検、使用中点検、終業点検)
- 年間の定期点検計画作成と定期点検の実施、立ち会い
- 装置の不具合、故障の対応
- 透析用水および透析液の水質管理と製造
- 透析治療の臨床対応
- 血液透析器や透析医材の選定


手術室
手術室の医療機器の操作及び保守点検を行い、周術期管理チームの一員として円滑で安全な手術の遂行に寄与する。
主な業務内容
手術室で使用される医療機器の配置、設定、接続、機器管理を行う。機器管理は、医療機器の日常点検、定期点検の立ち会い、機器使用時のトラブルや故障時の対応などである。
また泌尿器内視鏡手術及び女性泌尿器科手術では臨床業務を行う。心臓・血管カテーテル検査、治療業務では、電気的エネルギーの負荷を伴う業務、各種補助循環装置などの急変時対応、時間外の対応も行っている。
- 手術室内医療機器保守管理
- フリー業務
- 泌尿器内視鏡手術及び女性泌尿器科手術における直接介助
- 心臓・血管カテーテル検査、治療業務
- 中央材料室業務
- 各手術室の清掃、チェック
- 時間外緊急心臓カテーテル検査におけるオンコール業務
医療機器(ME;Medical Engineer機器)・医療材料管理
中央管理方式による医療機器の操作・保守管理を行いチーム医療に貢献する。
主な業務内容
手術室等の一部を除く、病棟で使用するME機器を臨床工学室で管理をする。ME機器の管理・定期点検を行い、安全なME機器の貸出や不具合による修理対応を行う。医材管理委員会事務局も兼ねており医材管理業務もおこなっている。
また機器使用者へ操作マニュアル作成、定期的な教育や指導を行う。
特殊血液浄化・幹細胞採取・ラジオ波焼却療法などは医療機器の操作に従事する。
ペースメーカー業務・呼吸器関連業務・ハイパーサーミア業務は管理と医療機器の操作を行っている。
- ME機器貸出・返却業務
- ME機器定期点検・保守
- ME機器操作マニュアルの作成や教育
- ME機器修理対応
- ME機器選定および廃棄
- 医材注文書受付と一部の医材の管理
- ペースメーカー点検業務
- 特殊血液浄化業務(DFPP、GCAP、PE、幹細胞採取治療、腹水濃縮CART)
- 呼吸器使用中点検、RST委員会運営
- ハイパーサーミア治療
- その他 ラジオ波焼却療法、モニターのチャネル設定 泌尿器センター洗浄