検査紹介
Examination Info
逆行性尿道膀胱造影
一般的には男性尿道の静的な状態の検査です。
専用の注入器(サニーホルダー1))を用いて、造影剤2)を尿道から尿の流れと反対に(逆行性)に注入しながら撮影します。
- 前立腺が肥大(腫大)していないか
- 尿道狭窄の有無
- 尿道の変形、陰影欠損・損傷の有無
- 後部尿道の延長、膀胱底の挙上具合
単純撮影と造影撮影の合計2枚を撮影します。
- ① 撮影台の上で体を斜めにして横になっていただきます。(左前斜位)
- ② 検査前に単純撮影を行います。
- ③ サニーホルダーを陰茎に装着します。
- ④ サニーホルダーを用い造影剤(ヨード系)を40mL、尿道より注入しながら撮影します。
- ⑤ 撮影終了後、サニーホルダーを外します。

単純像(造影剤注入前)

造影像
- 絶食の必要はありません。
- 造影剤は尿と一緒に出ていきます。検査終了後はトイレで排尿してください。