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検査紹介

Examination Info

生化学検査を受けられる方へ

生化学検査で何が分かるの?

血液中には様々な成分が存在しており、体の状態の変化(病気や服薬など)によって血液中の量が増えたり減ったりします。それぞれの項目の値を測定することで体の状態を把握することが可能です。

検査にかかる時間

  • 調べる項目によって検査時間は様々ですが、下記の項目は1時間ぐらいで結果が出ます。
肝機能 GOT(AST),GPT(ALT),乳酸脱水素酵素,γ-GTP,コリンエステラーゼ,ビリルビン,総蛋白,アルブミン など
膵臓機能 血清アミラーゼ など
脂質 総コレステロール,HDL-コレステロール,LDL-コレステロール など
電解質 ナトリウム,カリウム,クロール,カルシウム など 
腎臓機能 尿素窒素,クレアチニン,尿酸 など
糖尿病関連 血糖,ヘモグロビンA1c など

検査の方法・手順

  • 採血により得られた血液を用いて測定します。遠心分離という作業をして、その後に得られる血清などを使って検査します。

主な検査項目

  • 肝機能:GOT(AST)、GPT(ALT)、乳酸脱水素酵素、r-GTP、コリンエステラーゼ、ビリルビン、総蛋白、アルブミン
  • 膵臓機能:
  • 脂質:
  • 電解質:
  • 腎臓機能:
  • 糖尿病関連:

基準値や詳細の解説は別にあります

肝機能検査について

AST(GOT)(エーエスティー) 13-33 IU/l 主として肝臓や心臓、筋肉に含まれる酵素です。
これらの部位に障害が生じると血液中の活性値が増加します。
ALT(GPT)(エーエルティー) 6-30 IU/l 主に肝臓に含まれる酵素です。
肝機能障害や胆道(胆汁の通り道)の病気で高い値を示します。
LDH(エルディーエッチ) 119-229 IU/l ほぼ全身の細胞に含まれる酵素です。この検査値に異常所見が見られた場合はさまざまな部位の異常が考えられますので、他の所見と合わせて診断します。
ALP(アルカリフォスファターゼ) 115-359 IU/l 肝臓・骨・胎盤・小腸に多く含まれる酵素で、主に肝臓、胆道疾患で異常値を示します。また妊娠後期,乳児期,10-12歳頃は成人の3-4倍程度高くなります。
γGTP(ガンマージティーピー) 10-47 IU/L 肝臓に多く含まれる酵素です。アルコールの摂取量に対して敏感に反応し、アルコール性肝障害の指標になります。
CHE(コリンエステラーゼ) 214-466 IU/L 肝臓の機能を反映し、肝障害の重症度の指標となる酵素です。障害が重くなると低下します。また脂肪肝では上昇するため、他の肝臓病との鑑別に有用です。
T-BIL
D-BIL
I-BIL
(ビリルビン)
0.3-1.2 mg/dl
0.1-0.4 mg/dl
0.1-0.8 mg/dl
ビリルビンは寿命を終えた赤血球のヘモグロビンが変化してできる物質で、胆汁の主成分です。肝臓障害がある場合や胆道に異常がある場合に高い値を示します。検査の反応性の違いにより直接・間接に分けられます。
T-BIL(総BIL)=D-BIL(直接BIL)+I-BIL(間接BIL)です。
ZTT(クンケル)
TTT(チモール)
4-12 U
0-4 U
血清蛋白成分の質的・量的異常を見る検査で、この検査が異常の場合、肝臓や骨髄の働きに異変が起きていることがあるので、ふるいわけ検査として使われます。
TP
(総タンパク)
ALB
(アルブミン)
A/G比
(エージー比)
6.7-8.3 g/dl
4.0-5.0 g/dl
1.3-2.1
体には多種類の蛋白質が存在していて、それぞれ違う働きをしています。すべての蛋白質の総量を測ることで、蛋白質合成や使われ方に異常があるかどうかをみます。ALB(アルブミン)は卵の卵白や牛乳に多く含まれる蛋白質です。水に溶けにくい成分に結びついたり包んだりして、臓器や組織に運べるようにしています。血液中の蛋白はアルブミンといくつかのグロブリンに分けられるためアルブミン/グロブリン比(A/G比)をみます。
CPK(CK)
(シーピーケー)
男:62-287 IU/l
女:45-163 IU/l
心筋や骨格筋などの組織・細胞の障害を反映する酵素です。そのため、これらの病気の診断や治療効果、予後の具合をみるのに重要です。

膵臓機能について

S-AMY
(血清アミラーゼ)
42-132 IU/l アミラーゼは膵臓や唾液腺から分泌される酵素で、この検査の異常は主に膵臓の疾患を疑います。

脂質について

項目 基準値 解説
T-CHO
(総コレステロール)
128-220 mg/dl コレステロールは血管の強化・維持に重要な役割をはたしている物質です。しかし、血液中にコレステロールが増えすぎると、動脈硬化をはじめとして生活習慣病の原因となるさまざまな障害がおこります。
HDL-C
(エッチディーエルコレステロール)
41-96 mg/dl コレステロールの一種で動脈の壁についた過剰なコレステロールをはがす役目をする善玉コレステロールです。低値の場合動脈硬化が進行しやすいと考えられています。
TG
(中性脂肪)
30-150 mg/dl 脂肪の一種で、エネルギー源として重要な役割を果たします。増えすぎるとコレステロールと同様に動脈硬化の原因となります。検査前の食事の影響を強く受け、前夜の夕食の内容によって高値になることがあります。

電解質について

Na(ナトリウム)
K (カリウム)
Cl (クロール)
138-146 mmol/l
3.6-4.9 mmol/l
99-109 mmol/l
体液中には電解質といわれる物質がイオンになって溶けていて、一定のバランスを保っています。このバランスが崩れると身体にいろいろな不都合が生じます。電解質の値をみることで体内の異常や障害を診断します。
Ca
(カルシウム)
8.7-10.3 mg/dl 身体のCaのほとんどは骨と歯に集まっています。細胞内Caは、生命維持にきわめて重要な働きがあります。その細胞内のCa濃度を一定に維持するために、血液中のCa濃度を一定にする機構があって、骨のCaがそれらを支えています。

腎臓機能について

項目 基準値 解説
BUN
(尿素窒素)
8-22 mg/dl 蛋白質が分解されてできた最終産物で、肝臓で生成され腎臓から尿中へ排泄されます。身体の組織が大量に壊れたり、腎機能に異常がおこると異常高値を示します。
CRE
(クレアチニン)
男:0.6-1.1 mg/dl
女:0.4-0.7 mg/dl
細胞に含まれる核酸が分解された産物です。肝臓で生成され腎臓から尿中へ排泄されます。このため腎機能の障害や筋肉の疾患の指標になります。
UA
(尿酸)
男:3.6-7.0 mg/dl
女:2.3-7.0 mg/dl
細胞に含まれる核酸が分解された産物です。肝臓で生成され腎臓から尿中へ排泄されます。尿酸が7.0mg/dl以上になると結晶化しやすくなり、関節内に沈着し痛風結節を形成し、激痛を伴うこともあります。

糖尿病関連検査について

空腹血糖
(血清)
69~104 mg/dl 血液中のブドウ糖を血糖といい、生命維持のために使われる大切なエネルギー源です。常に血中濃度が一定になるようにコントロールされていますが、糖尿病などでは高値になります。また、当然のことながら食事の影響を受けやすい検査です。
HbA1c
(ヘモグロビンエイワンシー)
4.3~5.8% ブドウ糖が結合した血色素(ヘモグロビン)の割合を測定しています。検査前1ヶ月間くらいの血糖値の平均レベルを見るこどができます。