検査紹介
Examination Info
血圧脈波伝播速度
検査にかかる時間
約25~30分

どんな検査?

何が分かるの?
検査の方法・流れ
- 厚めのタイツ、サポーター、コルセットは外していただきます。
- 両腕・両足首に血圧測定のカフを巻き、手首に心電図の電極、胸に心臓の音を測定する機器を装着します。
- ベッドに仰向けになっていただきます。
- 四肢を同時に加圧します。加圧時には声かけをします。この動作を計2回行います。検査に影響しますので、測定中は動いたり、声を出したりしないでください。
- 手と足の大きな血管の詰まり具合を調べます。
- 血圧脈波伝播速度により、動脈硬化の状態を調べます。
- ご家庭用の血圧計と同様、両方の腕と足に多少の圧迫感があります。
注意すること
用語・略語解説
1)血圧脈波伝播速度
心臓から押し出された血液により生じた拍動が動脈を通じて手や足に届くまでの速度のことです。動脈が硬いほど速くなります。病院やクリニックなどで、ABI・PWV検査と略されることもあります。
2)動脈硬化
動脈の血管の壁が、コレステロールの沈着などにより次第に厚みを増し、硬くなり弾力がなくなってしまう状態。血液の通り道が狭くなります。
3)シャント
シャントとは近道、あるいはバイパスという意味で、腎臓の透析をするために手術によって動脈と静脈をつないでいる血管のことです。