検査紹介
Examination Info
平衡機能検査
検査にかかる時間
約5分

どんな検査?
三半規管や視覚、深部知覚1)などを調べて、平衡機能が正しく働いているかどうかを調べる検査です。当院では重心動揺測定計を用いて、開眼時と閉眼時で体の揺れ具合を比較して行います。

何が分かるの?
平衡機能の障害が生じることによって、めまいやふらつきなどの症状が生じることがあります。メニエール病や突発性難聴、内耳炎、頭位変換性めまいなど、内耳の変化でおこります。頭部外傷、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍などもめまいの原因の一つです。
検査の方法・流れ
- 靴を脱いで測定台(重心動揺測定計)に立ちます。
- 壁にある目印を見つめた状態で1分間そのまま直立します。
- 目を閉じて1分間直立します。
注意すること
- 【検査中】ふらつきにより転倒しそうになる可能性がございます。スタッフが側にいますのでご安心ください。
用語・略語解説
1)深部知覚
関節や筋肉などが備えている受容器の働きで、目を閉じているときでも手足の位置などがわかることです。