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Physical Check Info

ALP、LDの測定方法が変わりました

受診者の皆様へお知らせ

2021年4月〜

血液検査内の
ALP、LDの測定方法が変わりました。

ALP
アルカリホスファターゼ」という酵素
LD
肝臓をはじめ、心臓、腎臓、赤血球などのからだのさまざまな場所でつくられる酵素

国内の基準から国際基準に変更します。

現行測定 : JSCC(日本臨床科学会)

新測定法 : IFCC(国際臨床科学連合)

測定値の見方と変更点について

成人男女 現行測定法
(U/L)
新測定法
(U/L)
ALP(正常基準値) 106〜322
2021年4月以前
38〜113
約1/3になります
LD(正常基準値) 124〜222 (変わりません)

聴力の高音域(4000HZ)の変更について

2021年3月まで 正常 40以下 要精密 41以上

2021年4月から 正常 30以下 経過観察35 要精密 40以上


詳細説明

★ALP(アルカリフォスファターザ)

測定値が現行の約1/3ほどになり、基準値が変更となります。2021年度から生化学検査項目ALP(アルカリフォスファターゼ)LDH(乳酸脱水素酵素)の測定方法が変わります。

ALP、LDHの測定法・基準値変更について

日本臨床化学会(JSCC)より、ALP、LDHの測定法(常用基準法、JSCC法)を国際臨床化学連合(IFCC)と同一の測定法(IFCC法)へ変更するようにとの勧告がありました。この勧告では「2020年4月1日より準備の整った施設から順次変更を開始し、1年間での変更完了を目指す」となっています。これに基づき、当院でもALP、LDHの測定法の変更を行います。

ALP(アルカリフォスファターゼ)とは

ほとんどの臓器や組織に含まれる酵素です。肝臓、小腸、胎盤、骨などに多くふくまれ、これらに異常が生じると数値が高くなります。

LDH(乳酸脱水素酵素)
体内でブドウ糖がエネルギーに変化するときに働く、血清中にある酵素です。主に肝臓、心臓、腎臓、骨格筋、血球に異常が生じると数値が高くなります。

変更の理由

①ALP

現在使用しているALPの測定法(JSCC法)は小腸型ALPの反応性が高く、胎盤型は反応性が低いという特徴があります。
血液型がB、O型でSe(Fut2)が分泌型(B、O型の約80%)では疾病とは無関係に血中に小腸型ALPが出現することがあり、臨床的意義のない高値が見られます。この傾向は脂肪食後に大きく現れると言われています。

②LDH

LDHの測定法(JSCC法)ではアイソザイムのLD5が相対的に高く測定されます。海外では、IFCC基準測定法の測定条件でLD1とLD5がほぼ同等に測定される方法(IFCC法)を採用しています。そのため、LD5の割合の高い疾患ではIFCC法よりも高値傾向を示します。LDHは健常人では測定値の変化は許容誤差範囲内の変化となり、基準値は変更ありません。