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診療科紹介

Medical Info

婦人科性感染症

性感染症

(性感染症とは)

性感染症は性行為によって感染する疾患で、英語のSexually-Transmitted-Diseaseを 略してSTDとも言われます。 性感染症は、ここ数年で急激に増加しており、性生活を持つ人なら誰がかかっても おかしくはない病気になっています。 女性の性感染症の場合は、おりものの量や状態が変わったり、外陰部の異常など 疾患により様々な症状が出てきます。 しかし、最近では痛みや痒みといった自覚症状が出にくい性感染症も増加しています。 いずれにせよ、気になる症状がある場合は早めに受診しましょう。

◆クラミジア◆

  1. 病気の概要
    • 日本では最も多い性感染症です。
    • 潜伏期間は1~3週間です。
    • 自覚症状が出にくいため、本人が気づかないうちに、クラミジアに感染していることもあります。
    • 子宮頸管炎や卵管炎を起こします。さらに病気が進行すると不妊症や子宮外妊娠などの原因になることもあります。
    • 妊娠中の女性がクラミジアに感染すると、流産や早産の原因になることもあります。
    • クラミジアに感染していると、HIV感染の確立が高くなると言われています。
    • クラミジアは早期発見が大切です。
  2. 病気の原因
    • パートナー感染・・・性交渉の相手がクラミジア感染者の場合、50~60%の確率で感染します。
    • 産道感染・・・クラミジア感染症の母親から産まれる新生児は50%の確率で感染し結膜炎や新生児肺炎になる場合があります。
  3. 検査方法
    • 抗原検査・・・腟や子宮などの粘液を採取して、クラミジアの有無を調べます。
    • 血液検査・・・クラミジアに反応して血液中にできた抗体を調べます。
  4. 治療について
    • 再発や再感染を繰り返すため、患者様ご本人だけではなく、パートナーの方も同時に治療をする必要があります。(男性は泌尿器科を受診してください)
    • 抗生物質を服用します。(剤形によって服用期間は異なります)
    • 治療後、治癒を確認するため1~2ヶ月後に再来していただきます。

◆淋菌感染症(淋病)◆

  1. 病気の概要
    • 腟から子宮頚管におよび子宮頚管炎を引き起こします
    • 感染して1週間前後で症状が出てきます。
    • おりものが黄色くなったり、外陰部が腫れたり、痒くなります。自覚症状が出ない場合もあります。
    • 感染に気づかず病気が進行すると、淋菌性膣炎、子宮内膜炎、卵管炎となり、激しい下腹部痛を伴います。子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。
  2. 検査方法
    • 淋菌の有無を調べるために、おりものを採取します。
    • パートナーの方も必ず検査を受けましょう。
  3. 治療について
    • 抗生物質を1~2週間、注射または内服します。

◆性器ヘルペス◆

  1. 病気の概要
    • 性器ヘルペスは一般的に単純ヘルペスのことをいいます。単純ヘルペスには、Ⅰ型ウィルスとⅡ型ウィルスがあり、性器ヘルペスの多くはⅡ型ウィルスによるものです。
    • 感染経路は、性交渉のほか、病変部に触れた手やタオルから感染することもあります。
    • 感染してから1週間前後で発病します。
    • 外陰部や膣に米粒ほどの大きさの赤い水泡ができ、徐々に数が増え、潰瘍となります。潰瘍になると、下着に触れるだけで痛みが生じたり・歩行に支障をきたすほどの痛みを伴います。
    • 発熱する場合もあります。
    • 初感染の場合は症状が重くなります。
    • 一度治療しても、神経節の中にウィルスが潜んでいるため、何度も再発する可能性があるので、注意が必要です。
    • 妊娠中に感染すると、新生児ヘルペス感染症や流産、先天異常の原因にもなります。
  2. 検査方法
    • 皮膚やイボの症状から判断
    • 血液検査
    • 病変の一部を採取して、病理組織検査を行います。
  3. 治療について
    • 抗ウイルス剤、抗炎症剤、鎮痛剤などの服用します。
    • 症状が軽い場合は、軟膏を塗布します。

◆尖圭コンジローマ◆

  1. 病気の概要
    • ヒト乳頭腫ウイルスの感染による性感染症です。
    • 潜伏期間は約2~3ヶ月間で、その後イボが確認されます。
    • 性器や肛門にイボができる病気です。
    • イボが増加し、カリフラワー状になることもあります。
    • 痛みや痒みがない場合が多いですが、炎症を起こすと痛みを感じることもあります。
    • 再発する可能性が高い病気です。
  2. 検査方法
    • 皮膚の症状から判断
    • 血液検査
    • 病変の一部を採取して、病理組織検査を行います
  3. 治療について
    • 症状が軽い場合は、軟膏を塗布します
    • 外科的に切除、電気焼灼、凍結凝固治療など