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婦人科部長の闘病記 番外編⑤
原三信病院婦人科便り 番外編⑤
原三信病院 婦人科 片岡 惠子
・・・全然本編が書けないんですけど、どうしたらいいのでしょう。
待っている人とかいます?
5月15日
緊急事態宣言が解除になりました。
それでもコロナが相変わらず大変です。コロ助め~
片岡でーす。 もういいや、自由に書いてます。
もともと引きこもり気味なので、あんまり生活様式に変化はなかった私ですが、なにせ医療関係者なもので、職場ではいろいろ振り回されております。
ちまたで噂のN95マスクや医療用ゴーグル、ウイルスから身を守れるだけあって、
息が出来ない
マスク曇って前が見えない
という、本末転倒のことが多発し、現場は困惑しています。
手術の時、いわゆる手術着の上に不織布の手術用エプロンを着用するのですが、これがもともと暑い。患者さんは裸ん坊の上に敷布をかけられているだけなので、若干、寒いじゃないですか?よって室温をやや高めに設定するのですが、・・・更年期にはこたえる蒸し暑さ。
これでコロ助対策でゴーグルと息できない系のマスクさせられたら、命の危険を感じますー
なので、抗体検査を早めにして、陽性だったらもういいや~ってならないかなと内心、とても乱暴なことが頭をよぎったりしています。
夏場にマスクってもう、拷問じゃないですか。 冷感マスクも、その響きすらむなしい。
英国人の、英会話の先生 エミリーさんから伺ったのですが
数年前ドイツ人の仕事仲間のご両親が、彼女の制止を振り切って、真夏の一番暑い時に日本へ遊びに来たんですって。
ご両親、どこへ行くにも不平不満をたらたら垂れ流した挙げ句、日本が大嫌いになって帰国したという・・・
だーかーらー
言うたでしょーがー!!
日本へ遊びに来るなら、桜満開の美しい春の時期に来ないといけなかったのでは(基本)。
老ドイツ人に嫌われてかなしい。
インドネシア人の患者さんからインドネシアよりも暑い、とお墨付きをいただいた福岡も例外なく今年も暑そうで、今から怖いです。
コロナもこの暑さに、なりを潜めろと言いたい。
コロナが一番自粛すればいいのに。
外来は、皆さん、コロナに怯えるのにもいい加減飽きたのか、ごったがえしておりまして、喜んでいいやら悲しんでいいやら分からない状況になっています。
コロナだけが病気じゃありませんので、そんなに長いこと、我慢はできないとは思いますが、若干、気が緩みすぎの感じもしています、私も含め。
何はともあれ、お待たせしちゃってすみません。
おくすりの処方だけの人の中には、二時間待って私とはなすのが30秒くらい、って人もいらっしゃって、質問ないですか~とかしつこく聞いちゃって、これもすみません。おもてなしとはほど遠いですね。
とりとめのない話だとお思いでしょうが、スペイン風邪から100年、今、私たちはCOVID-19の世界的流行、という歴史の中にいます。どんなに後で記述や記録を見ようとも、今、体験しているこの強さには適いません。少しでも、「当時の声」を後世に遺せたら、と思いますので、しばらくこういった、時事的なことをつらつら書いていこうと思います。
もうしばらく(気が済むまで)おつきあいくださいね。