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診療科紹介

Medical Info

肺炎

肺炎とは

主に、細菌やウイルスなどの病原微生物により肺が侵され、肺に炎症が起きる病気を言います。肺炎には、感染源を吸い込んで発病する細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、真菌性肺炎などの感染性肺炎と薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などの非感染性肺炎があります。肺炎の大部分は、前者の感染性肺炎です。
ここでは大部分を占める感染性肺炎の説明をします。細菌やウイルスは 、呼吸をするときに鼻や口から身体の中に侵入しますが、健康な人は喉でこれらの病原菌を排除します。しかし、風邪をひいて喉に炎症が起こっていると、病原菌が素通りして肺に入ってしまい炎症を 起こしてしまいます。肺炎による死亡はわが国の死亡原因第4位を占め、高齢者(65歳以上、特に85歳以上)では、罹患率、死亡率ともに高く、90歳以上では死亡原因の第1位を占めています。高齢(65歳以上),免疫力の低下する病気を持っている場合,あるいは肺がすでに荒れている状態の場合などは,病状が急速に悪化し,危険な状態になりうるので入院治療した方が安全です.

原因は

感染性肺炎は、例えば風邪やインフルエンザにかかって気管支の粘膜に炎症が起こり、普段は痰と一緒に出ていってしまうような菌が残ってしまい、この菌によって起こされた炎症が肺胞まで達することで起こります。特にお年寄りの場合には、免疫力が落ちているため、ちょっとした風邪から肺炎を起こしてしまうことが少なくはありません。また、糖尿病、心臓病、脳血管障害、腎臓病、肝臓病などの慢性疾患のある人も、免疫力が低下しているため要注意しましょう!

症状は

風邪症状が長引き、咳や痰が増加し、痰の色が白色から黄色や赤サビ色に変わります。突然、悪寒とともに高熱(38~39℃)が3~4日以上続きますが、65歳以上の高齢者では食欲が落ちる、元気がないなどの症状のみで熱が高くならない場合もめずらしくありません。速くて浅い呼吸になり、呼吸困難を生じたり、胸痛を伴うこともあります。

診断・経過観察に必要な検査

胸部画像検査
肺炎の存在、そして広がりを知ったり、治療効果の判定にも使います。
血液生化学検査
血液中の白血球の数や炎症反応の程度を知ります。治療継続ひいては中止の目安として重要視されます。
動脈血ガス分析
血液中の酸素と二酸化炭素の含有量を測る検査です。広範な肺炎や高齢者の肺炎では重症度をみる上で大切な検査です。
喀痰検査
喀痰を採取し、染色、培養を行い、原因菌を判明します。その菌に対してどんな抗菌薬が効くのかにつき有用な情報が得られます。

治療方法は

抗菌薬の点滴と内服薬にて治療を行います。

生活上の注意

肺炎をはじめとする様々な病気から,体を守るための日頃の心がけとしては,外から帰ってきた時にはうがいをしたり,手を洗うなど基本的なことを励行することが大切です。また,天気の良い日には外へ出て陽光を浴びたり,散歩などの適度な運動をする。入浴などにより体を清潔に保つことも大事です。また,肺炎球菌ワクチンの接種も重要です。

最後に

若い人の肺炎で死に至ることはまれで、早期に治療を開始すればほとんどは後遺症を残さずに治ります。高齢者では年齢が進むほど死亡率は高くなり、予断を許しません。いったん治療が上手くいきかけても、体力の低下とともに別の菌に感染したり、誤嚥性肺炎を起こしたり、心臓の合併症を起こしたりして、最終的には不幸な転帰をとることがあります。