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診療科紹介

Medical Info

肺炎球菌

肺炎球菌ってなあに?

私達の生活している場には、目に見えない細菌やウィルスなどの微生物が数多く存在しています。肺炎球菌はその微生物の中のひとつです。肺炎球菌は健康な人にもよく見つかりますが、体力が落ちている時やご高齢になって免疫力が落ちてくると症状を引き起こします。肺炎球菌が引き起こす主な病気は、肺炎、気管支炎などの呼吸器疾患や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎、敗血症などがあります。

高齢者の大敵

肺炎は高齢者に危険な病気です。肺炎は薬や医療技術の進歩の向上によりかなり治療ができるようになりました。しかし1980年代から抗生物質の効きにくい耐性菌の出現で、高齢者や基礎疾患をお持ちの患者様は重症になりやすく、急速にすすんだ場合、治療が間に合わないこともあり危険です。肺炎による年間死亡者数は9万5千人にもなり、日本人の死因第4位にランクされています。その95%が65歳以上の高齢者です。肺炎の原因はさまざまですが、最も多いのは肺炎球菌によるもので、60歳以上の肺炎疾患の45%を占めています。

まずは予防から

肺炎にすすむのは免疫力が低下した時で,風邪やインフルエンザから二次的になるケースが多くみられます。まずは予防をこころがけ外出先から戻ったら、うがい、手洗いなど基本的なことを行うことが大切です。また天気の良い日には外出して陽光をあびたり、散歩などの適度な運動を心掛けましょう。入浴などにより体を清潔に保つことも大切です。

肺炎球菌ワクチンってなぁに?

肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防する為のワクチンです。肺炎球菌には90種類以上の型がありますが肺炎球菌ワクチンではそのうちの23種類の型にたいして免疫をつけることが出来ます。これらの23種類の型で、すべての肺炎球菌による感染症の8割ぐらいを占めています。

ワクチン効果の持続期間は?

5年で抗体価が低下しますが、5年以後も効果は残ります。抗体価(ワクチンの効果を示す指標)は接種1ヶ月後で最高値となり、その後4年間は低下しませんが5年後後にはピーク時の76%にまで抗体価が落ち以後徐々に低下します。また、23種類の肺炎球菌すべてに対して十分な免疫を得られるかは個人差が大きいといわれており、このワクチン接種者全員に同じ程度有効というわけではありません。

ワクチン接種時の注意

多くのデーターによるとインフルエンザワクチン並に安全に接種できることが確認されています。重篤な副作用は極めてまれで、よくある副作用として、注射部位の腫れや、痛み、軽い発熱、倦怠感、筋肉痛がみられることがありますが、日常生活に差し支えるほどのものではなく、1~2日でおさまります。

費用について

2歳以上の脾臓摘出の方は保健適用できますが、それ以外の方は全額自費となり、自費の金額も病院にてまちまちです。

(注意)接種に関しましてはお近くの保健所もしくはかかりつけの専門医に御相談下さい。