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診療科紹介

Medical Info

片側顔面けいれん

片側顔面けいれんとは

片側の顔面、眼瞼や口角周囲の顔面筋が不規則にぴくぴくと収縮する状態が続きます。
顔面神経が脳幹から出た直後に、動脈硬化をおこした血管などに圧迫されて刺激されることが主な原因と考えられます(図1)。
稀に腫瘍や異常血管による顔面神経の圧迫が原因となることもあります(図2)。

図1

片側顔面けいれん症例のMRI画像。
顔面神経(▼)の起始部を蛇行した血管(↓)が圧迫している。

図2

脳腫瘍による片側顔面けいれん症例の手術前後のMRI画像。
(術前)

図3

(術後)

症状

一般に眼瞼周囲のぴくつきから始まり、経過とともに口角周囲にぴくつきが広がることが多いです。進行した例では、まぶたが持続的に引きつれて開けることができない場合もあります。
また耳の奥でコトコトと音がなるような症状が出現します。

検査

頭部MRIで顔面神経周囲に腫瘍や血管異常などの病変がないか評価します。重症で手術が必要な場合は、造影剤を使ったCTでより細かい血管の走行を評価します。
また手術の合併症として、聴力障害が出現することがありますので、術前には必ず聴力検査を行います。

治療

軽症〜中等症の場合は内服薬やボトックスの注射で経過を見る場合が多いです。ボトックスの注射は当院脳神経内科でも施行しています。
重症例や腫瘍や異常血管による片側顔面けいれんの例では、開頭術を行い外科的に顔面神経の圧迫を解除したり、腫瘍を摘出する手術を行います