部門紹介
Medical Info
手術室
手術室 部署目標 『安全・安心・安楽な手術の提供』
当手術室は2017年に新東館へ移転し、外科・泌尿器科・整形外科・脳神経外科・婦人科・内科・歯科の手術を日々行っています。夜間・休日帯ではオンコール体制を取っており、緊急手術にも対応しています。
手術を受けられる患者さんに対しましては、安全・安心・安楽な手術を円滑に行うために医師・看護師はもちろん他職種と連携し手術を行っています。
教育体制は、新卒看護師・中途採用看護師に対し、プリセプターがマンツーマンで指導を行います。
手術室紹介 (設備紹介)
建物は東館3階に2016年3月新設され、本館より移転しました。手術室内の酸素・CO2・窒素・吸引・圧縮空気・余剰麻酔ガス吸引装置は中央配管(セントラルパイピング)で構成されています。手術室内及び廊下にはHEPAフィルターを設置し、手術室1にバイオクリーンルーム(NASA規格クラス100)、手術室2~7・心臓血管カテーテル室・透視下手術室・透視下結石破砕室は一般手術室(NASA規格クラス10000)として使用しています。その他、小線源治療室の計12室で運用しています。

主な手術対象診療科
・泌尿器科・外科・整形外科・婦人科・脳外科・循環器科・血液内科・腎臓内科・消化器科・歯科
年間手術件数
約4600~5000件
各手術室の特徴
1室


特徴
バイオクリーンルーム(クラス100)
主に整形外科の手術が行われている
設置機械
Stryker社 Flyte®フライト・パーソナル・プロテクション・システム
2室

経尿道的手術

PVP手術
特徴
泌尿器科の内視鏡を使用した手術、PVP、CVPが主に行われています
設置機械
光選択式レーザー装置
PVP:GreenLight® XPS
CVP:Ceralas® HPD
3室

ダヴィンチ(コントローラー)

ダヴィンチを使用した手術風景
特徴
ロボット支援下前立腺全摘術
ロボット支援下腎部分切除術
ロボット支援下膀胱全摘術
設置機械
手術支援ロボット:Da Vinci® Xi
4室

前立腺生検も手術室で行われます
設置機械
超音波診断装置
HITACHI社:ARIETTA®850を使用
5室

外科の3Dを使用した腹腔鏡手術が主に行われます

設置機械
OLYMPUS社内視鏡システム
3D映像システム
電気メス:
AMCO社:VIO3®
Medtronic社:Force TRIAD®
6室

主に婦人科手術を行います
設置機械
OLYMPUS社内視鏡システム
7室

顕微鏡を使用した手術が行われます.(脳外科・泌尿器科)で使用します
設置機械
手術用顕微鏡CarlZeiss社:
OPMI® Pentero
透視下結石破砕治療室


特徴
体外衝撃波を用いた結石破砕
設置機械
体外式結石破砕装置:STORZ社
モデュリス®SLX‐F2 connect
透視下2


特徴
経尿道/経皮的に内視鏡・X線併用での砕石破砕
設置機械
透視装置:SIEMENS社
UROSKOP® Ommia MAX
小線源室




特徴
前立腺癌に対する放射線物質を埋め込む手術が行われます
職種紹介
看護部
看護師29名(うち科長1名 主任1名 手術室認定看護師1名)看護助手3名
看護単位:手術室で1単位とし、1名の科長が管理する。
看護体制:診療科担当者を主とした日替わりチームナーシング体制
勤務体制:勤務時間 手術搬入時間に合わせ8:00~16:14 8:30~16:44 8:50~17:04 11:00~19:14の4パターンの勤務体制があります.手術の終了状況で適宜早出・残業指示され、 夜間は看護師3名のON Call体制をとっています.
オンコールの翌日(当日になる場合もあり)の手術室の手術予定の状況により、夜間労働した時間帯や時間数、前後の出勤・労働状況により科長(不在時は主任)の判断で適宜休みを調整します. 中途者、新人に対してはプリセプター制を採用しています.グループ制をとり、グループ内でスタッフ個人の習熟段階に応じた勉強会計画など、自己研鑚に励んでいます.また、専門性追求のため、診療科別に担当制があります. 看護助手勤務体制 :症例数に応じ、7:00~15:14 8:50~17:04 11:00~19:14 の3パターンで対応
ME
臨床工学士4名
勤務体制:8:00~16:14(麻酔器の始業点検を行い、通常業務へ)
8:30~16:44(手術の終了状況で残業指示)
8:50~17:04(手術の終了状況で残業指示)
夜間・休日は1名ON Call体制
必ず1名をフリーとし、各手術での急な対応にも対処できるようにしておく
医事課
医療事務1名
勤務体制:8:50~17:04(日帰り手術・外来手術が時間外に終了すれば残業あり)
業務内容:医療事務として手術室・心臓カテーテル室で行われる手術・検査全ての診療報酬点数を術式・病名等考察し算定入力を行い、月毎の手術統計を各部署へ提供しています。手術室クラークとして記録室の備品管理・術後家族説明の案内・コーディネーターの補助等も行なっています.
委託業務を取り入れ、業務効率化を目指しています.
・中央材料室:外部業者(委託業者エアウォーター㈱)に依頼しており、業務の効率化を目指しています


・手術準備:ホディメディカルのオペラマスターを採用しています.術式別キットの採用、手術室情報のデーター化などを行い、業務効率改善を図ります

また、手術室情報共有ツールを採用し、手順書の充実を図り、教育業務の効率化、標準化します.

安全・安心・安楽な手術の提供を目指し、頑張っています.
