医療法人 原三信病院
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糖尿病関連腎臓病

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概要

糖尿病による腎臓病は、糖尿病の三大合併症の一つです。一般的には糖尿病になった後、尿に蛋白やアルブミンが出るようになり、その後急速に腎機能が低下します。最近では、蛋白尿がほとんど出ないで腎機能が低下する例も多いことが分かり、糖尿病関連腎臓病 (DKD) と呼ばれるようになりました。わが国で新たに透析を開始する方の最も多い原因です。

原因・症状

原因が多岐にわたり、様々な症状が出現することがあります。

■ 浮腫、体重増加、胸水、高血圧、目の見えにくさ (糖尿病性網膜症)
■ 腎機能が低下すると慢性腎不全の症状が出現します。

検査

慢性糸球体腎炎の診断には、以下の検査が行われる場合があります。
■ 血液検査:クレアチニン、eGFR、HbA1cなどの評価を行います。
■ 尿検査:タンパク尿、アルブミン尿を確認します。
■ 腎臓超音波検査​
■ 眼底検査

治療

血糖コントロールが重要です。
食事療法・運動療法・禁煙・目標体重の管理など生活習慣の是正が大切です。
血圧管理を含めた薬物治療が重要です。アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬や、SGLT2阻害薬は、病態により、糖尿病関連腎臓病の進行を抑制します。その他、病態に応じて様々な薬を使用します。
■ 慢性腎臓病 (CKD) 外来:近年、薬物治療、食事療法、生活習慣是正を組み合わせた多職種による集学的治療で、腎機能の悪化が抑制されることが示されています。当院では、慢性腎臓病(CKD)外来で、医師、看護師、栄養士が集学的治療を行い、腎不全の進展抑制に効果を認めています。特に糖尿病関連腎臓病は進行が早く、十分な治療が重要です。詳細は、慢性腎臓病 (CKD) 外来をご参照ください。